刀の手入れ法
〈手入れ道具〉
拭い紙2枚・打粉・手入れ用油・清浄綿・目釘抜き
洗い晒した木綿布(晒し木綿またはネル)
刀身の手入れ
- 鞘を払う(刃を上にして静かに棟をすべらす)
- 柄をはずす
- 鎺を一寸下げる(鎺は棟方と刃方をつまむ)
- 拭い紙で油を拭き取る
- 打粉を打つ
- 別の拭い紙で打った粉を拭き取る
- 5・6を2~3回繰り返す
- 新しい油を塗る(軽くこきざみにすり込むように)
中心
- 薄く油を塗る
- 洗い晒した木綿布などで拭込み、油を完全に取る
手入れのポイント
・打粉を打つ前に油をできるだけ拭き取る
・一度に多量の打粉を打たない
・ヒケを防ぐため、拭い紙は弧を描くように優しく丁寧に
・油はできるだけ薄く均一に塗る
〈手入れの時期〉
梅雨入り前・台風シーズン終了直後・その他適宜